イソップの名言【イソップ童話作者のことば】

イソップ 名言

イソップの名言には、「トボトボ歩きが競争に勝つ」「自惚れは必ず自滅を招く」などがあります。
今回は、イソップ童話の作者しても知られる、イソップことアイソーポスの名言をご紹介します。
 
 

イソップ(アイソーポス)の略歴・生涯

アイソーポスは、古代ギリシアの寓話作家。奴隷だったと伝えられる。日本では英語読みのイソップという名でイソップ寓話の作者として知られる。
wikipedia

 

氏名 アイソーポス(Aísōpos)、イソップ(Aesop)
職業 元奴隷、寓話作家
国籍 古代ギリシア
誕生 紀元前619年
死没 紀元前564年ごろ
享年 推定55歳


 
 

イソップ 名言

 

トボトボ歩きが競争に勝つ

– イソップ –

 

イソップと言えば、ウサギとカメの話が有名ですね。
怠け者で素早いウサギと勤勉だけどノロマな亀の競争は、最終的には油断して一休みしていたウサギが後からトボトボやってきた亀の勝利に終わります。
効率化がもてはやされる時代において、「継続は力なり」「石の上にも三年」などのことわざは、少々古臭く感じ人もいるでしょう。
しかし、小さくても日々正しい行動を積み重ねることが後々大きな効果をもたらすのは、いつの時代でも同じこと。
今、結果が出ずに悩んでいる人も、長期視点で考えることがヒントになるかもしれません。


 
 

自惚れは必ず自滅を招く

– イソップ –

 

自惚(うぬぼ)れの怖い部分は、自分への評価が自分基準となってしまっている状態です。
しかし、基本的に自分を評価するのは他人です。
この点を見誤ると、何事も自己満足のレベルで終わってしまいます。
そればかりか成長も止まり、いずれは今の状態を維持することすら難しくなってくるでしょう。


 
 

人はしばしば模倣を称賛し、真の事実を軽んずる。

– イソップ –

 

私たち人間の脳は、本質的には面倒くさがりで楽をしたがる性質があります。
それゆえに、本物かどうかよりも「本物に見えるもの」に飛び付きたがる傾向にある、と言えるのかもしれません。
往々にして真実とは、当事者にとって耳の痛い事柄であることが多いものです。


 
 

われわれは心に気を配るべきで、外見に気を配るべきではない。

– イソップ –

 

基本的に、外見は周囲に不快感を与えなければOK。
というのも、人は本質的に他人よりも自分のことにばかり注意が向かうものだからです。
もちろん外見に気を配ることが、周りへの気遣いになる場合もあります。
この場合も、やはり意識が外見ファーストではない点が大切です。


 
 

不幸な人々は、さらに不幸な人々によって慰められる。

– イソップ –

 

昔から、「上見て暮らすな下見て暮らせ」と言われますが、これと同じ意味だと解釈できます。
自分が恵まれていないと感じるとき、自分よりも恵まれていない人に目を向けて、一時的な心の平穏を得ることは、しばしば人生で起こり得ます。
それ自体は別に悪いことではないと思いますが、他者を見下すような言動へと発展しないよう十分気をつけたいところです。


 
 

感謝は高潔な魂の証である。

– イソップ –

 

誰かや何かに対して、「ありがたい」と感じられる心は、本当に尊いものです。
感謝とは、感謝をしようという意識したときに初めて起きる感情です。
すなわち本人の努力によってもたらされます。

ただ、日々を漫然と生きているだけでは、そこに感謝の気持ちは起こり得ません。
つまり、感謝ができること自体が、自分自身の魂をより良くしようという心がけのあらわれなのです。


 
 

感謝は高潔な魂の証である。

– イソップ –

 

誰かや何かに対して、「ありがたい」と感じられる心は、本当に尊いものです。
感謝とは、感謝をしようという意識したときに初めて起きる感情です。
すなわち本人の努力によってもたらされます。

ただ、日々を漫然と生きているだけでは、そこに感謝の気持ちは起こり得ません。
つまり、感謝ができること自体が、自分自身の魂をより良くしようという心がけのあらわれなのです。


 
 

ピンチの時にあなたを見捨てる友達を信頼してはならない。

– イソップ –

 

困った時に力になってくれる人はあなたを大切に思ってくれている人である証拠です。
逆に、困ったときに何も手を差し伸べてくれない人は、そこまでの関係ということ。
真の友達を得るためにも、相手の本性をきちんと見極める目を養うようにしましょう。