ゴールドスミスの名言セレクション

ゴールドスミス 名言

ゴールドスミスの名言には、「法は貧者をしいたげ、富者は法を支配する」「一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに必ず起き上がることこそが名誉である。」などがあります。
今回は、アイルランド生まれのイギリスの詩人、オリヴァー・ゴールドスミスの名言をご紹介します。
 
 

の略歴・生涯

オリヴァー・ゴールドスミスは、英国の詩人、小説家、劇作家。アイルランド生まれ。主著に小説『ウェイクフィールドの牧師』(The Vicar of Wakefield)、喜劇『お人よし』と『負けるが勝ち』、長編詩の『旅人』、詩集の『寒村行』(The Deserted Village)がある。

wikipedia

 

氏名 オリヴァー・ゴールドスミス(Oliver Goldsmith)
職業 詩人、小説家、劇作家
国籍 イギリス
誕生 1730年11月10日
死没 1774年4月4日
享年 43歳


 
 

ゴールドスミスの名言

 

法は貧者をしいたげ、富者は法を支配する

– ゴールドスミス –

 

人間社会では、ルールを作る側が圧倒的に有利なのは疑いの余地がありません。ルールを作る側に回ることができなければ、ルールに従わされる人生が待っています。資本主義の唯一の救いは、そのどちらに属するのかを本人の努力によって決められる点にあることです。


 
 

一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに必ず起き上がることこそが名誉である。

– ゴールドスミス –

 

失敗や挫折は人生にはつきものです。失敗を恐れていては何もできませんし、失敗したからといってそれは何も恥ずかしいことではありません。馬鹿にしてくる人間がいたとしても、それはただの卑怯者ですので、放っておけばいい。失敗をしても、這い上がってくる勇者にこそ、真の名誉は与えられるのです。


 
 

銀のスプーンを口にくわえて生まれてくる人もいれば、木製のひしゃくをくわえて生まれてくる人もいる。

– ゴールドスミス –

 

人は不平等さのもとに生まれてくることは厳然たる事実です。ポーカーでも、配られたカードに文句を言っていても仕方がありません。手元にあるカードでなんとかやりくりして、勝利を掴み取りましょう。


 
 

己と他の人々とを改善しようとして国を離れる者は哲学者であるが、好奇心という盲目的な衝撃に駆られて国から国に赴く者は放浪者にすぎない。

– ゴールドスミス –

 

何事も目的意識を持つことが大切、と解釈できます。英語を覚えるために語学留学する人は多いですが、最も英語を覚えられる選択は海外に就職することという説があります。なぜなら、前者は英語を勉強するために学校に通うのに対し、後者は仕事をするために英語が必要になるから。「仕事」という目的があることによって、比較的短気に英語の習得が可能になるそうです。もし、目標を立ててもなかなか達成できない人は、「目的は何なのか?」「そこに必要性があるのか?」を確認するといいかもしれませんよ。


 
 

良書を初めて読むときには新しい友を得たようである。前に精読した書物を読み直すときには旧友に会うのと似ている。

– ゴールドスミス –

 

「読書とは著者との対話である」と言われます。たしかに、読書を通じて著者の考えや意見に触れ、それに対し自然と自問自答が生まれることは、比喩的な意味で著者と対話しているようなもの。良い本との出会うことは、良き友人と出会うようなものなのかもしれません。