ジェファーソンの名言【第3代アメリカ合衆国大統領のことば】

ジェファーソン 名言

ジェファーソンの名言には、「頑健な身体は力強い精神をつくる。」「金を蓄えるまでは金を使うな。」などがあります。
今回は、第3代アメリカ合衆国大統領、トーマス・ジェファーソンの名言をご紹介します。
 
 

ジェファーソンの略歴・生涯

トーマス・ジェファーソンは、アメリカ合衆国の政治家。第3代アメリカ合衆国大統領(1801年 – 1809年)で、「アメリカ独立宣言」の起草者のひとりである。

妻のマーサ・ジェファーソンは夫が大統領に就任する前に33歳で亡くなっており、代理として娘のマーサ・ワシントン・ジェファーソンがファーストレディを務めた。

wikipedia

 

氏名 トーマス・ジェファーソン(Thomas Jefferson)
職業 政治家
国籍 アメリカ合衆国
誕生 1743年4月13日
死没 1826年7月4日
享年 83歳


 
 

ジェファーソンの名言

 

金を蓄えるまでは金を使うな。

– ジェファーソン –

 

お金を浪費してしまいがちの人にとっては、まさに金言となるかもしれませんね。また、例えば、大きな買い物をする際も貯蓄の1割を超えないようにするといいようです。1割を超える出費をすると、お金が出ていく勢いに歯止めが掛からなくなるのだとか。こういった蓄財ノウハウは地味なものが多いですが、長年継続するととてつもない力を発揮するものです。


 
 

頑健な身体は力強い精神をつくる。

– ジェファーソン –

 

強靭な精神を育むには、肉体の強さや健康状態も大切です。昨今、筋トレがブームですが肉体的なメリットに加え、精神的なメリットにも目を向けられるようになっているのはとても良い傾向だと言えるでしょう。最近やる気が出ない、集中力が長続きしない、といった人は筋トレに励むようになると何か発見があるかもしれませんよ。


 
 

腹が立ったら、何か言ったり、したりする前に十まで数えよ。それでも怒りがおさまらなかったら百まで数えよ。それでもダメなら千まで数えよ。

– ジェファーソン –

 

怒りの感情への対処法を述べた言葉。なお、リンカーンも同じような言葉を残していたようです。政治家という仕事には、いかに忍耐力が求められるのかが窺(うかが)いしれます。もちろん、これは日常生活の処世術としても十分機能してくれるでしょう。怒りの感情に身を任せて失敗した経験がある人は、特に意識したい言葉かもしれません。


 
 

高慢は衣食住に必要なすべてのものよりも高くつく

– ジェファーソン –

 

高慢さや見栄の感情には、どこまでいっても上限がありません。世の中を見渡せば、自分よりも上の人なんて山ほどいるからです。また、身の回りのいる人に勝っていると思っても、年月を経ると追い抜かれているなんてこともよくあること。結論、人を見下したり優越感を得るための出費ほど馬鹿馬鹿しいものはないのです。(もちろん、個人的な趣味や仕事上必要な経費としてお金を使うのは何も問題ありません)


 
 

遅延は失敗にまさる

– ジェファーソン –

 

同じような言葉に、「拙速は巧遅にまさる」というものもあります。失敗してもいいので、早く手をつけた方がマシ、ということでしょう。どのような場面にも当てはまるとは言い切れませんが、一歩踏み出す行動力が持てないときのために、覚えておきたい言葉です。


 
 

法の執行は法を制定するよりも重要である。

– ジェファーソン –

 

ルールを決めるよりも、ルールをきちんと実行することの方が大切。そんなことは誰でも言われなくともわかっているはずです。しかし、実際に決めたことを守れない人の方が多いのではないでしょうか。それほどまでに人は弱い生き物なのかもしれません。


 
 

新聞が自由であり、誰もがそれを読めるときは天下泰平である。

– ジェファーソン –

 

言論の自由、そして情報をオープンにすることの大切さを説いた言葉。自由で開かれた社会とはかくあるべきです。


 
 

あらゆる権力は人民にある。

– ジェファーソン –

 

民主主義であれ、共産主義であれ、人間社会の本質を突いた言葉だと思います。民主が権力を手にしていることを自覚し、責任を持ってそれを行使することに意義があるのです。